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Boot 3 というか micrometer の新しいやつが Exemplar 使えてめっちゃ良さそう。

https://ik.am/entries/715

tracing(zipkin とか) を使っていても、トラブルシューティングのタイミングで開くのって億劫で、なかなか開くことがなかった。 が、micrometer Observaiton を使うと、brave でやっていたような tracing をすると、同時に metrics も出すことができる。めっちゃ便利。

https://micrometer.io/docs/observation

しかも、Exemplars を使うと、prometheus の metrics に対して、その metrics に関連した trace id を一個付与することができる。 これを利用して、prom 側に tracing id を入れることができる。

https://github.com/OpenObservability/OpenMetrics/blob/main/specification/OpenMetrics.md#exemplars

grafana では Exemplars に対応しているので、metrics をグラフにレンダリングするときに Exemplars に指定した spanid もレンダリングされるようになって、そこから tracing にサッいけるようになるので、tracing がより有効活用できるようになると思う。そして、troubleshooting の際に、たとえば HTTP Server の latency が悪化した場合に、どこで悪化しているのかをスッと探せるようになるんじゃないかなぁ、と思っています。

https://grafana.com/docs/grafana/latest/fundamentals/exemplars/

なので、boot 3 へのアップグレードがなされれば、是非活用したいなーと思ってます(手元のプロダクトの Java 17 へのアップグレードから)。