mutsu v0.22.0 が出ました - UUID/JSON::Tiny の bundle

前回リリース(v0.21.0, 2026-08-13)から今回(v0.22.0)まで、471件のPRがマージされました(fix 209 / docs 156 / feat 66 / maintenance 27 / perf 7)。

目玉: ADR-0019「メソッドディスパッチ統一」が完了

今回のリリースで最大の分量を占めたのが、docs/adr/0019-compiled-declarations-and-unified-method-dispatch.md の完遂です。長年 tree-walk 時代から残っていた runtime/methods.rs のスローパス依存を解消し、メソッド解決を単一の正規テーブル(canonical user_candidates)に統一するリファクタリング。E10〜G2 まで数十枚のスライスPRに分割して段階的に移行し(shadow-check → dual-write → cutover → 旧経路削除、という定石パターンを徹底)、ClassDef::methods の重複テーブルを完全削除するところまで到達しました。表には出にくいですが、今後の機能追加が乗る土台を固めた回、という位置づけです。

新機能

パフォーマンス(7件)

バグ修正(209件)

クロージャキャプチャ、role/mixin合成、supply/async、正規表現、例外伝播など全方位にわたる修正。 claude に worktree 切って並列で直してもらったらどんどん処理してくれましたよ、と。

今後の方向性

roast はもう頭打ち感あり。rakudo がとおせてるケースは全部とおせてるので。 言語機能としても概ねできている。

いくつか battery included と言うにはかけてるライブラリがあるので、そのあたりの充実が必要か。Logger, TOML, gzip, bzip2, zip, tar のサポートなど。 あとは細かいバグの ticket がたくさんあるので、それをやっていくという形。

Published: 2026-08-22(Sat) 09:07