今日リリースされた common::sense-3.7 が壊れていた影響で、日本の皆さんが混乱しているようなので、丁寧な JSON::XS の歴史解説エントリをここに記す。
hash randomization の影響。これにたいし、mlehmann 氏は、hash randomization ではセキュリティが強化されないし、意味がないと主張。 修正版をリリースしない。
https://metacpan.org/module/RURBAN/Cpanel-JSON-XS-2.33_03/XS.pm
JSON::XS の修正がなされないので、ついに forkの術。
https://github.com/makamaka/JSON/pull/8
JSON::XS が修正されないままに perl-5.18.0 がリリースされてしまった! JSON::XS は perl-5.18.0 では cpanm -n しないと入らない。こまったなあ、という状況に。
https://metacpan.org/module/JSON::MaybeXS
Cpanel::JSON::XS と JSON::PP のあいだでフォールバックしてくれるモジュール。JSON.pm のかわりにつかえるので、これでなんとか、という思想。
JSON::MaybeXS に触発されたのかなにかしらないけれど、とにかく perl5.18 でちゃんとうごくバージョンがリリースされて一件落着。
問題は解決し、長い年月がながれていきました。
なにか MLEHAMANN 氏がミスったのか、なにかしらないけど、common::sense 3.70 がぶっこわれる。
伏原幹氏がおなかへったと主張。
3.7 がリリースされてから一時間程度の後、なおりました!! → とおもったらまだなおってなかった!
けど、まあ明日にはなおるだろうから、おちつきましょう。
とりあえずの対応としては
cpanm http://search.cpan.org/CPAN/authors/id/M/ML/MLEHMANN/common-sense-3.6.tar.gz
でいいとおもいます。
common::sense の壊れたバージョンが最新だったのはまだ数時間前のことですし、みなさんおちつきましょう。 あと、モメ事関連のリンクは日付をよくみてから反応しましょう。