Linux 上で5秒で chroot jail を使えるコマンド「jailing」が凄い!
kazuhoさんがやってくれました。 ずいぶん前からlinuxでchroot jailを作るのに簡単な方法ないかなーと思ってました。個人的にはsystemd-spawnというのを使ってたのですが、幾らか気に入らない所があったり構築に時間がかかったり、ディスク容量を消費していました。簡単に使えて、ディスク容量を消費しないやつがほしいなーっておもってたんです。
とあるIRCで昨日、kazuhoさんと「ほしいですよねー」という話から始まって、github にある docker とかも物色しながら「いいのないねー」とか言ってたらkazuhoさんが「もすこし綺麗に書けそう」って言い出して朝から本格的に書き始めてついさっき出来上がりました。速いw
名前はjailing とても小さく、実装コードだと100数十ステップ程です。しかもperlファイルだけなので管理が楽です。
試しに chroot jail を作ってみました。実行コマンドはこんなかんじ。
mkdir test
sudo perl jailing --root=$PWD/test bash
これだけで、簡単に chroot 環境に入れるから最高ですね。
こんなに短いコードでchroot jailが作れる! FreeBSDに慣れた人ならイメージ沸くかと思います。すばらしい! こういうのが欲しかったんです。 ただまだ出来上がったばっかりですしバグはあるかもしれません。また高機能にするつもりもないでしょうから使用目的を選ぶのが先決かと思います。 ライセンスはMITとの事なので安心です。
ありがたや、ありがたや。